ごあいさつ
曽祖父が、水の豊かな大津の地で製麸業を始めて 100 余年。
麸屋の息子に生まれ、祖父・父の後を受け、4代目を引き継ぎました。
子供の頃は、両親の側にいたくて、工場が遊び場でした。
毎日、焼きたてアツアツの麸を食べて育ちました。
ずっと目で見て、舌で味わって学んだ麸づくり。
頑固な父からは、技術よりも心意気を学びました。
今では、私の子供たちが同じようなことをしています。
麸づくりは、単純な材料と単純な作業の繰り返しです。
ここには、一切の誤魔化しや妥協は通じません。
代々 100 年間守ってきた家業の技と味。
皆様にお届けしたくて、今日も手焼きに励みます。
代表者 佐野彰英